代表者挨拶

株式会社インテグリティエナジー 代表取締役 北角 強

東日本大震災とそれに続く東京電力福島第一原発事故は図らずも我が国のエネルギー概念に大転換をもたらしました。これからは地域コミュニティ主体でエネルギーを自己防衛する時代になるものと考えます。確実に歴史は動き始めており、地域事業主体のエネルギーシフトを軸としたパラダイムシフトが始まっています。固定価格買取制度の開始や電力自由化に向けての動きなど、我が国における再生可能エネルギー普及における諸制度を前提として、地域毎の自然特性・コミュニティ特性・地域活力を活かし、未来志向的で小規模分散型のエネルギー社会の実現に向けて、地元志本(資本)・地元志民(市民)・地元志金(資金)の自助努力に基づき、強かに準備を行っていくことが重要であると考えます。地域資本主体の再生可能エネルギー事業を主体的創発的に組成・立ち上げることで、地域コミュニティの世代継承性・持続可能性・域内循環性の向上を目指すと共に、地域社会の生業という生態系の継続的持続的発展の為に微力ながら尽力する次第です。

事業基本方針としては、地域密着型の事業コンサルタントとして、環境負荷の低減と持続可能なエネルギー供給という観点から、全国各地域の遊休地や未利用資源を有効利活用する太陽光発電所や木質バイオマス発電プラントの企画・設計・建設を手掛けています。事業趣旨にご賛同頂ける市民の方や事業者と連携し、地域・民間主導にて発電事業を推進すると共に、将来的な蓄電池増設も視野に入れ、地域防災拠点としても育てて参ります。再生可能エネルギーによる発電事業を通じての将来を見据えた地域貢献・地域活性化こそが弊社の最大の使命であり、地域社会の持続的発展に向けて主体的創発的に取り組んで参ります。

2011年10月17日
株式会社インテグリティエナジー
代表取締役 北角 強

好きな言葉 ~事業にかける思い~

『何事を為すにも必ず困難が伴うものだ。その困難に打ちかって大事を為すことこそ、男子の本懐というものである。男らしく正々堂々とやりたまえ』
(児玉源太郎)

『決して弱気になってはいけない。たった一人の力ではこの地球上に蔓延する社会悪~みじめさと無知、不正と暴力~に対して何もできないという考えに決して屈してはいけない。歴史そのものを変えられるほど偉大な人間はそうはいない。だが出来事のほんの一部なら、私たち一人一人の力でも変えることができる。そしてそれらを合わせたものが、私たちの世代の歴史として記されるだろう。勇気と信念にもとづく無数の行為によって人類の歴史は作られる。人は理想のために立ちあがり、人類の幸福のために行動し、不正に対してこぶしを振りあげる。そのたびに人は小さな希望のさざ波を送りだす。そのさざ波は、エネルギーと勇気にあふれた他の無数の中心から生まれたさざ波と交差する。そのとき、これらのさざ波は一つの波となり、圧制と妨害の巨大な壁を押し流すだろう』
(ロバート・F・ケネディ)

『私たちには、今日も明日も困難が待ち受けているが、それでも私には夢がある。 闇は、闇で追い払うことはできない。光だけがそれを可能にする。憎しみは憎しみで追い払うことはできない。『愛』だけが、それを可能にする。 私たちは有限の失望は受け入れなければならない。しかし無限の希望を失ってはならない。最初の一歩を踏み出しなさい。階段全体を見る必要はない。ただ、最初の一段を上りなさい。最大の悲劇は、悪人の暴力ではなく、善人の沈黙である。沈黙は、暴力の陰に隠れた同罪者である。人の真価がわかるのは喜びに包まれている瞬間ではなく、試練や矛盾に立ち向かうときに示す態度である。黙って服従することは、しばしば安易な道ではあるが、決して道徳的な道ではない。それは臆病者の道なのだ。 問題になっていることに沈黙するようになったとき、我々の命は終わりに向かい始める』
(マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師)